車種別ノウハウ
適合するワイパーブレードやゴムの種類から実際の交換作業まで、スズキ「ジムニー(型式 JB64 年式 2018年~)」のワイパー交換について解説します。
雨の日の運転中、フロントガラスに残るワイパーの拭きムラや拭きあと、作動時にひびくビビり音が気になっていませんか?
もし、そうした症状が出ているならば、原因の多くはワイパーブレードやゴムの劣化によるものです。
では、ワイパー交換はどのようにしたらいいのでしょうか?
今回はスズキ4代目「ジムニー」(型式 JB64 年式 2018年~)に適合するワイパーとウォッシャー液の選び方、自分でできる交換方法をご紹介します。
▲現行型となる4代目「ジムニー」(型式JB64、年式2018年~)
一般的にワイパーは、ワイパーアームとワイパーブレード、ワイパーゴム(ワイパーラバー)の3つの部品で構成されます。このうち、ワイパーブレードとワイパーゴムは、定期的な交換が必要な消耗品です。
ワイパーブレードは、ワイパーゴムを保持すると同時に、ガラスに密着するよう押し付ける役割を受け持つパーツ。経年劣化でゆがみが発生したり密着性が落ちたりして、拭き取る力が低下します。
ワイパーゴムは、紫外線や風雨にさらされることで徐々に柔軟性を失い、きれいに雨を拭き取れなくなるため、交換が必要になるわけです。
▲拭きムラや拭き跡が出て見づらくなった状態 ※写真:PIXTA
ワイパーゴムの交換サイクルは半年~1年毎、ワイパーブレードの交換は「ワイパーゴム交換2回につき1回」と言われています。
★ポイント
もしもワイパーゴムがちぎれているなら、すぐに交換してください。ブレードがガラスに接触して、ガラスに傷をつけてしまいます。
ワイパーブレードには大きく3つの種類があり、予算や用途に応じて選ぶことができます。このうち「ジムニー」の純正ワイパーには、もっともオーソドックスなトーナメントワイパーです。
▲トーナメントワイパー ※写真:PIXTA
最も一般的なワイパーで、金属の骨組み(トーナメント)でゴムを支えるタイプです。比較的安価で種類も豊富ですが、高速走行時に浮きやすいというデメリットも。
▲デザインワイパー ※写真:PIXTA
スタイリッシュで樹脂製ブレードがゴムを支えるタイプで、空力的な形状が、デザインだけでなく高速走行時の浮き上がりを防ぐメリットを持っています。
▲フラットワイパー/エアロワイパー ※写真:PIXTA
輸入車で多く純正採用される、ブレードとゴムが一体となったタイプです。空力特性に優れ、高速走行時の浮き上がりを抑えます。
そのほか、雪の重さにも耐える強さを持った「スノーワイパー」があり、雪国で重宝されています。雪の詰まりを防ぐ構造となっていることも特徴のひとつです。
ワイパーの長さは車種によって異なるだけでなく、運転席側と助手席側、またリアでも違うのが一般的ですが、「ジムニー」のワイパーは運転席側と助手席側で共通。リアのみ長さが異なります。ブレードとゴムの長さと、ゴムの幅の目安は以下の通りです。
・運転席:400mm/6mm
・助手席:400mm/6mm
・リア:300mm/6mm
アフターパーツは各メーカーにより対応する製品の表記が異なります。どの製品が対応するか分からない場合は、店舗スタッフにお尋ねください。
▲「ジムニー」に適合する、オートバックスのプライベートブランド「AQ.」のワイパー
★ポイント
ワイパーゴムには、グラファイトタイプやシリコンタイプ、ワイパーを作動させるだけで撥水コーティングされるものなど、さまざまなタイプがあります。交換するなら、機能性を高めてくれるワイパーがおすすめです。
https://shop.autobacs.com/ja/matching-search/popular?type=wiper
「自分で交換できるかな?」と不安に思うかもしれませんが、ワイパーブレードの交換は比較的簡単なDIY作業です。
自分で交換(DIY)するとき準備するものは、以下の通りです。
●新しいワイパーブレード
●タオルやウェス(ガラスやボディを傷つけないため)
●軍手や作業用手袋(ワイパーには鋭利な部分もあるので、手を守るため)
▲まずはワイパーアームを立てる
作業中にワイパーアームが倒れると、フックがフロントガラスを割ってしまうおそれがあるので、タオルを敷いて作業しましょう。
▲フックがフロントガラスに当たる場所を確認し、万一に備えてタオル等を敷いておく
▲写真ではわかりやすくするため、ブレードを外して作業。フック部分の中に脱着用のツメがある
▲ブレードを回転させてツメを押し、根元にむかってスライドするとU字フックが外れる
▲画像はストッパーからツメが外れたところ。ゴムのくぼんだ部分がストッパー。このまま下方向へ引き抜けばゴムが外れる
▲リテーナーがセットになった製品もあり、その場合は付け替え不要
▲後端のストッパーにしっかりとツメが入り、固定されるまで入れること
最後に、ゆっくりとワイパーアームをガラスに戻して、最後に動作確認を行いましょう。ウォッシャー液を出しながら、ワイパーが正常に作動するか、拭きムラがないかを確認してください。
★ポイント
動作確認の際は、ウォッシャー液を出しながらワイパーを作動させましょう。ガラスが乾いた状態でワイパーを作動させると、ガラスに傷をつけてしまうおそれがあります。
https://shop.autobacs.com/ja/matching-search/popular?type=wiper
ワイパーを交換する際、一緒にウォッシャー液の点検・補充もしましょう。
「ジムニー」のウォッシャー液が十分に入っているかは、ボンネット内にあるウォッシャータンクを視認して行います。
▲「ジムニー」のウォッシャータンクはボンネット内、助手席側にある。パッと見ただけで十分に入っているかが分かる
ウォッシャー液の補充は、ウォッシャータンクに「入れるだけ」と簡単です。
購入したウォッシャー液が容器いっぱいに入っていると、傾けた際にこぼしてしまうことも。ジョッキを使用することで、こぼさずに注ぐことができます。
▲入れづらいときはジョッキを使用するとやりやすい
なお、ウォッシャー液には「ストレートタイプ」と「希釈タイプ」があり、希釈タイプは、薄めるための水とジョッキが必要になります。事前に商品の説明書をよく見て確認しておきましょう。
また、ウォッシャータンクキャップの閉め方が甘いと、せっかく入れたウォッシャー液が蒸発してしまうことも。補充後の確認はしっかりと行いましょう。
★ポイント
ワイパーゴムと同様に、ウォッシャー液にも油膜取りタイプや撥水タイプ、虫取りタイプなど、さまざまな製品があります。お車の状況や用途に合わせて選んでみてくださいね!
ここまでDIYでの交換方法を紹介しましたが、「やっぱり自分では難しそう」「失敗したらどうしよう」と感じた人や、交換のための時間がない人もいるでしょう。そんな時はプロにまかせるのが一番です。
オートバックスでは、ワイパーブレード交換やウォッシャー液補充のサービスを行っています。
▲愛車のメンテナンスやトラブルはお気軽にご相談を
専門知識を持ったスタッフが、車種や用途、予算に合った適切なワイパーを選び、確実に交換してくれる安心感は大きなメリットです。ぜひお気軽にご利用ください。
気になる「工賃の目安」ですが、ワイパーブレードの交換工賃は1本あたり数百円~1,000円程度。ウォッシャー液の補充は、ウォッシャー液代のみで実施している店舗もあります。
DIYにかかる時間や手間、万が一の失敗のリスクを考えると、プロにまかせる工賃は決して高くありません。これまで機械いじりをしたことがほとんどなく、交換作業に自信がない人は、プロの力に頼ることを強くオススメします。
★ポイント
事前予約により、待ち時間なしでの作業が可能です。また、オートバックスではワイパー無料点検も行っていますので、「そろそろ交換したほうがいいかな?まだ大丈夫かな?」と気になる方は、まずは無料点検をおすすめします。
▲どのワイパーを選んでいいか迷ったときは、店舗スタッフにご相談を
スズキ「ジムニー」に限らず、ワイパーとウォッシャー液は安全な運転に欠かせない重要な装備です。定期的な点検と交換で、常にクリアな視界を保つように心がけましょう。
自分でDIYに挑戦するのも良い経験になりますが、少しでも不安を感じたら、迷わずオートバックスのサービスを利用してください。プロの確かな技術と知識で、あなたの愛車のメンテナンスをサポートいたします!
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